ニードルピアッサーを用いたヘソのピアッシング
-直後からファッション性の高いピアスにしたい場合には-

ピアッシング直後からこのようなピアスを着けたいという相談が多くよせられています。その場合にはピアスを滅菌消毒したうえで、ニードルであけたうえで入れ換えることになり、痛いので通常は麻酔して行ないます。
少し横道にそれますが、私がピアスに関わりだした10数年前は、耳タブ用ファーストピアスはシンプルな円筒形(ボールではない!)しかありませんでしたが、今では数百種類もあります。ホールが完成するのには順調に過ぎても4〜6週間はかかります。途中での出し入れや交換は化膿しやすいですが気に入ったファーストピアスがなければ早く好みのピアスに交換したいという気持も理解できます。たくさんのファーストピアスから気に入ったものが選べれば出し入れもしないのでトラブルは減るわけです。
写真のようなボディピアスをピアッサーに組み込むのはサイズからいって無理だということは理解していただけるとおもいますが、それでは4〜6週間じっと我慢するしかないのでしょうか?
直後からこのようなピアスを着ける方法を考えてみました。

これはニードル式のバナナバーベルです。開発の経緯はこちらを御覧ください。

白い塊をヘソの皮膚だとおもってください。すなわちピアッシングが終わったところです

次に、ニードルを外して下のボールに交換するわけです。ニードルとボールのネジは同じ大きさにつくってあります。

このピアスはニードル式バナナバーベルと同じくチタンでつくって、ピアッサーと同じように滅菌パックにいれることにします。

飾りの石が着いていない方のボールを外したところで、ネジの大きさはニードル式バナナバーベルと同じです。
通常は、ニードルを外して真ん中のボールに交換するわけですが、そのかわりに下のバナナバーベルを取りつけます。

これが取りつけたところです。
そして写真では右方向、すなわちヘソの皮膚に押し込みます。

これが押し込んだところです。そしてピアッサーに着いていたピアスを外します。

これが外したところで、次に元々のボールを取りつけます。

これで終了です。
増えた工程はネジを外して着ける作業だけで文章で説明するとややこしそうですが、実際はそれほど繁雑ではありません。
ピアッシングの実際をビデオ撮影しましたので御覧ください。こちらです。
ところで、ついでながら耳の特殊な軟骨にもピアスを希望される人がいらっしゃいます。

これらの部位にもこの方法は応用できそうです。
こちらは「コンク」と呼ばれる部位へのピアッシングの様子、こちらは「トラガス」へのピアッシングの様子です。
ヘソのピアッシングよりも強い力が必要なようにみえるとおもいます。実際の感覚ではニードルでないバーベルでのヘソピアッシングと同じくらいです。
軟骨は本当にそんなに硬いのでしょうか?
続きはこちらを御覧ください。
文責:
渋谷高橋医院院長 高橋知之